# フロリダ州、ChatGPTの自己表現に制限を求める

> フロリダ州のジェームズ・アスユーマイヤー司法長官は、ChatGPTを人間のように見せるのをやめるようOpenAIに命じ、新モデルには外部機関が承認した安全対策を義務づけるよう裁判官に求めている。この申し立てはフロリダ州がOpenAIを相手取った訴訟の一環で、記事では裁判所の判断は伝えられていない。

Oossa · 2026-09-28 · https://oossa.com/ja/florida-asks-court-to-limit-how-chatgpt-presents-itself

フロリダ州のジェームズ・アスユーマイヤー司法長官は、OpenAIがChatGPTに「人間らしい虚偽の属性」を与えるのを差し止めるよう裁判官に求めている。申し立てでは、チャットボットが一人称で話したり、感情があるような返答をしたりすることで、利用者に信頼できる友人だと思わせ、頼らせるおそれがあると主張している。

アスユーマイヤー氏は、こうした機能が利用者の関心をつなぎとめ、OpenAIの学習データの増加にもつながっていると述べている。これらは州側の申し立てで示された主張であり、裁判所が認定した事実ではない。フロリダ州は数カ月前、安全性への懸念を理由にOpenAIを提訴した。

## フロリダ州が求めていること

申し立ては、OpenAIがChatGPTを人間のように見せるのをやめることと、「第三者が承認した安全対策」がなければ新たなAIモデルを開発できないようにすることを裁判所に求めている。アスユーマイヤー氏は、Hugging Face、オーストラリア政府のウェブサイト、米政府のウェブサイトに関するセキュリティー上の事案のほか、研究者やOpenAIの元従業員による警告を挙げている。記事は、それらの事案について詳しい説明をしておらず、提案されている安全対策の具体的な内容にも触れていない。

アスユーマイヤー氏は若年層へのOpenAIの対応も批判し、「子どもに売るのをやめろ」と述べた。OpenAIは先月、追加の制限を初期設定で有効にした「ChatGPT for Teens」を公開した。同社は、この製品によって10代の若者を守り、現実の人間関係を支え、長期的に健全な使い方を促したいとしている。

## OpenAI、安全対策を追加すると説明

OpenAIの広報担当者、ドリュー・プサテリ氏は、同社が金曜日に最も高性能なモデルの学習を一時停止し、追加の安全対策が整ったと確信できた段階で再開すると述べた。また、AI業界全体に適用される安全基準を政府が定めるべきだとし、フロリダ州など各州と協力する用意があると語った。

申し立ては裁判官に制限を課すよう求めたもので、制限がすでに適用されているわけではない。この争いは、チャットボットが自分自身をどのように表現すべきか、より高性能なシステムの開発前にどのような安全確認を義務づけるべきかという問題を提起している。

## 事実

- フロリダ州のジェームズ・アスユーマイヤー司法長官は、OpenAIのChatGPTの運用を制限するよう裁判官に求める申し立てを行った。
- 申し立ては、ChatGPTが一人称で話し、感情をまねた返答をすることに異議を唱えている。
- フロリダ州は、OpenAIが新たなAIモデルを開発する前に、第三者が承認した安全対策を義務づけることも求めている。
- OpenAIは、最も高性能なモデルの学習を一時停止し、追加の安全対策が整った段階で再開すると述べた。
- OpenAIは先月、追加の制限を初期設定で有効にした「ChatGPT for Teens」を公開した。

## なぜ重要か

この訴訟は、チャットボットがどこまで人間らしい言葉を使えるのか、また企業が新モデルを学習させる前にどのような安全確認を示さなければならないのかに影響する可能性がある。利用者にとって当面重要なのは、フロリダ州が変更を求めているのであって、すでに効力のある規則を発表したわけではないという点だ。裁判所の対応は記事に記載されていない。

## 出典と参考資料

1. [Florida seeks a ban on ChatGPT acting like a person](https://www.theverge.com/ai-artificial-intelligence/1001527/chatgpt-florida-ban-first-person-human-attributes-kids) – The Verge, 2026-09-28

最終更新: 2026-09-28
