# GitHub、Copilotの実行基盤をRustに移行し起動時間を短縮

> GitHubはCopilot CLI、アプリ、SDKの実行基盤をRustで書き換え、起動時間を5.25秒から0.29秒に短縮。Node.jsによる約100MBのメモリー負荷も解消した。

Oossa · 2026-10-09 · https://oossa.com/ja/github-moves-copilot-runtime-to-rust-cutting-startup-time

GitHubは、Copilotのコマンドラインツール、デスクトップアプリ、SDKの中核部分をTypeScript/Node.jsからRustへ移行した。書き換えた本番コードは約80万行に上り、AI生成コードも活用した。実行基盤を同じプロセス内で動かす場合、Copilotクライアントの起動時間は5.25秒から292ミリ秒に短縮された。

## 移行の進め方

GitHubは段階的な手法を採用した。TypeScriptの小さな部分をRust版に置き換えながら、一時的な互換レイヤーを使って2つの言語を連携させた。これにより、14.5週間にわたる作業中も既存のテストスイートを継続して実行できた。移行期間中には、プルリクエスト128件とリリース135件（安定版35件、プレリリース100件）を公開した。

## 開発者への影響

新しいRust実行基盤はC ABIを介してホストアプリに直接組み込めるため、別のNode.jsプロセスと、それに伴う約100MBのメモリー使用量が不要になる。分離が必要な場合に備え、プロセスを分けて実行するモードも引き続き利用できる。Copilot SDKは引き続きTypeScript、Python、Go、.NET、Javaをサポートし、新たにRustにも対応した。

## 事実

- GitHubは本番コード80万行超をTypeScript/Node.jsからRustに書き換えた。
- 移行には約14.5週間かかり、プルリクエスト128件が関わった。
- クライアントの起動時間は5.25秒から292ミリ秒に短縮された。
- Rust実行基盤により、クライアントごとに約100MBのワーキングセットメモリーが不要になる。
- 2026年8月21日時点で、Rustコードベースには本番コード832,378行、ユニットテスト468,689行が含まれていた。

## なぜ重要か

Copilotを使う開発者にとって、起動が速くなることで待ち時間が減り、作業がよりスムーズになる。メモリー使用量が減るため、リソースの限られたマシンやCIパイプラインにも適しやすくなる。また、実行基盤を直接組み込めることで、独自のIDE拡張機能との連携をより密にできる。

## 出典と参考資料

1. [Github Migrates Copilot Runtime to Rust with AI-Assisted Rewrite](https://www.infoq.com/news/2026/10/github-copilot-rust-migration/?utm_campaign=infoq_content&utm_source=infoq&utm_medium=feed&utm_term=AI%2C+ML+%26+Data+Engineering) – InfoQ, 2026-10-09

最終更新: 2026-10-09
