# H Company、ソフトウェア作業向けモデル「Holo4」を公開

> Holo4は、コンピューターとのやり取りを一つの方法に限らず、画面操作やコーディング、ソフトウェアツールの利用をこなせる。2種類のモデルはH CompanyのAPIで利用でき、ダウンロード可能な重みも提供されている。

Oossa · 2026-09-28 · https://oossa.com/ja/h-company-releases-holo4-models-for-software-tasks

H Companyは、ソフトウェア上の作業を実行するために設計したAIモデル群「Holo4」を公開した。画面上でクリックや文字入力をしたり、コードを書いて実行したり、ソフトウェアツールやAPIを使ったりできる。作業の種類ごとに別のモデルへ切り替えなくても、1つのエージェントが複数の工程を担える可能性がある。

Holo4には、270億パラメーターのモデルと「35B-A3B」の2種類がある。どちらもH Models APIを通じて利用でき、H Companyはモデルの重みもダウンロード用に公開した。発表ではAPIの利用料金は明らかにされていない。

## 1つのモデルで、複数の方法に対応

H Companyによると、Holo4はソフトウェア環境やタスクを対象に、教師あり学習と強化学習を組み合わせて訓練された。対象には、社内のAgentic Task Factoryが作成した約1万件のタスクも含まれる。同社が挙げた例には、FreeCADでの3Dモデル作成や、Godotでのパックマン風ゲームの制作がある。ただし、これらは同社によるデモであり、日常業務でモデルがどの程度安定して動作するかを独立に評価したものではない。

今回の発表には、NVIDIAのNemotron 3 Nano Omniをベースにした小型エージェントモデル「Holotron4 Nano」も含まれる。H Companyは、訓練によって、グラフィカルインターフェースやAPI、コーディング環境に関するタスクでベースモデルの性能が向上したとしている。

## ベンチマークの結果

コンピューター操作タスクを評価するOSWorld 2.0で、Holo4 27Bは61.7%を記録した。H Companyは、Opus 5.5の81.8%と比較している。同社によると、Holo4はタスクあたりのコストが大幅に低いが、発表では具体的な料金を示していない。また、モデルごとに異なるリリースや設定でテストしたと説明している。

H Companyは、公開ベンチマーク結果の根拠となる操作の記録を、手順ごとに公開した。誰でもそれを再生したり、データをダウンロードしたりできる。最終スコアだけに頼らず、モデルが何をしたのかを確認できる方法となる。

## 事実

- Holo4には27Bと35B-A3Bのバージョンがある。
- Holo4 27BはOSWorld 2.0で61.7%を記録し、H CompanyによるとOpus 5.5は81.8%だった。
- H Companyによると、同社のAgentic Task Factoryは約1万件のタスクを作成している。
- Holo4はH Models APIを通じて利用でき、複数の形式で重みをダウンロードできる。

## なぜ重要か

AIにオフィス業務やコンピューター作業を任せる人にとって、Holo4の方式は、画面操作、コード、APIを扱うツール間で作業を引き継ぐ回数を減らせる可能性がある。ただし、発表ではAPI料金が明らかにされておらず、企業によるデモやベンチマークのスコアだけでは、特定の職場でどれほど安定して使えるかは分からない。

## 出典と参考資料

1. [Holo4: powering generalist computer-use agents](https://huggingface.co/blog/Hcompany/holo4) – Hugging Face, 2026-09-28

最終更新: 2026-09-28
