# llama.cpp b11972、バッファ境界の不具合2件を修正

> ggml-orgの新リリースでは、制御ベクトルのレイヤー番号を制限し、画像位置を処理するループを調整して、確保済みバッファの範囲外への書き込みを防ぐ。

Oossa · 2026-10-28 · https://oossa.com/ja/llama-cpp-b11972-fixes-two-buffer-boundary-bugs

ggml-orgチームは、確保済みバッファの範囲外に書き込む可能性があった2つのケースを修正したllama.cpp b11972をリリースした。1つ目の修正では、制御ベクトルのレイヤー番号がモデルのレイヤー数を超える場合に処理を拒否する。もう1つでは、画像グリッドの寸法がマージサイズに揃っていない場合でもパッチ数の範囲内に収まるよう、複数のビジョンエンコーダーで画像位置を処理するループを変更した。また、PaddleOCRではグラフの構築時に、マージサイズに揃った画像が必須になった。

## 事実

- 修正対象には、Qwen-VL、GLM、PaddleOCR、Qwen2.5-VLの各エンコーダーが含まれる。
- リリース：llama.cpp b11972。日付：2026年10月28日。

## なぜ重要か

ビジョン入力や制御ベクトルを使ってモデルを実行するユーザーは、こうしたケースでメモリ破損を防げる可能性がある。ただし、リリースノートでは発生頻度は示されていない。

## 出典と参考資料

1. [ggml-org/llama.cpp b11972](https://github.com/ggml-org/llama.cpp/releases/tag/b11972) – llama.cpp, 2026-10-28

最終更新: 2026-10-28
