# llama.cpp更新、テンソルサイズのオーバーフローを防止

> 9月30日のリリースで、大きなテンソルのパディング時にまれに発生するオーバーフローのバグを修正。各プラットフォームでの安定性が向上する。

Oossa · 2026-09-30 · https://oossa.com/ja/llama-cpp-update-adds-guard-against-tensor-size-overflow

llama.cppライブラリは2026年9月30日、パディング処理でサイズがオーバーフローするテンソルを拒否するパッチをリリースした。パディングを加える前に、元のサイズとアラインメントを加算して安全性を確認し、問題のあるテンソルを早い段階で弾く。新たなテストケースでは、従来は検出をすり抜けていた2⁶⁴−16バイトのテンソルを、この修正で検出できることが示されている。この更新はmacOS、Windows、Linuxに加え、CUDA版やVulkan版を含む、サポート対象のすべてのビルドに適用される。

## 事実

- nbytes + (alignment−1) がSIZE_MAXを超える場合に発生するオーバーフローを修正
- テストケースではテンソルの次元に[4, 2³⁰−1, 2³⁰+1, 1]を使用

## なぜ重要か

このオーバーフローを防ぐことで、非常に大きなモデルの実行時に起きるクラッシュや結果の破損を防げる。

## 出典と参考資料

1. [ggml-org/llama.cpp b11275](https://github.com/ggml-org/llama.cpp/releases/tag/b11275) – llama.cpp, 2026-09-30
2. [ggml-org/llama.cpp b11276](https://github.com/ggml-org/llama.cpp/releases/tag/b11276) – llama.cpp, 2026-09-30

最終更新: 2026-09-30
