# Odyssey、操作できる仮想世界モデルを無料公開

> Odyssey‑3はテキストから3D世界を生成して動かせるモデル。無料のオンラインデモを公開し、API利用の申請も受け付けている。

Oossa · 2026-10-11 · https://oossa.com/ja/odyssey-launches-free-preview-of-its-interactive-world-model

カリフォルニア州のAIスタートアップ、Odysseyは、世界モデル「Odyssey‑3」の一般向け研究プレビューを公開した。誰でも無料のオンラインデモを試せる。テキストで説明した環境を生成し、一人称または三人称視点で移動できる。開発者はAPI利用を申請し、自身のプロジェクトにモデルを組み込むことも可能だ。

## モデルでできること

Odyssey‑3は自己回帰型拡散トランスフォーマーを使い、リアルタイムで映像フレームを生成する。これは、直前のフレームとユーザーの操作をもとに次のフレームを予測するタイプのAIだ。ベースモデルのパラメーター数は14 billionで、832 × 480ピクセルの動画を出力する。上位版のOdyssey‑3 Proは1280 × 720ピクセルで動作する。同社によると、このモデルはインターネット上の動画、操作ログ付きのゲーム映像、物理演算を用いたシミュレーション映像から因果関係を学習する。

## ベンチマークと初期テスト

Odysseyによると、動画から動画を生成するベンチマーク「Physics‑IQ Verified」で最高66.1ポイントを記録した。ただし、この記録は1回の実行によるもので、選別工程も含まれており、ベンチマークの標準ルールには準拠していない。その工程を使わない場合、4回の実行で平均63.37ポイントだった。「WorldMark」ベンチマークでは、Odyssey‑3は4カテゴリー中3カテゴリーで首位となり、76.3～79.0ポイントを獲得した。また同社は、ロボットアームやドローン、ゲームキャラクターをモデルで操作するデモを披露し、競合システムよりも高い信頼性を実現したと主張している。

## 事実

- Odyssey‑3の一般向けプレビューは2026年10月上旬に始まり、無料のウェブデモが公開された。
- ベースモデルのパラメーター数は14 billionで、832 × 480ピクセルの動画を生成する。Odyssey‑3 Proは1280 × 720ピクセルで動作する。
- Odyssey‑3 ProはPhysics‑IQ Verifiedベンチマークで、1回のテストで66.1ポイントを記録し、4回の平均は63.37ポイントだった。
- WorldMarkベンチマークでは、Odyssey‑3は4カテゴリー中3カテゴリーで首位となり、77.2、79.0、76.3ポイントを獲得した。
- Odysseyは2026年6月、AmazonやAMD Venturesなどの投資家から$310 millionを調達した。

## なぜ重要か

趣味で試す人や開発者は、高性能GPUがなくても無料デモでAIが生成する3D世界を体験できる。企業はAPI利用を申請し、ロボット工学やゲームAIのアイデアを試作できるが、ベンチマークに関する主張は独立した検証を待つ必要がある。

## 出典と参考資料

1. [Odyssey-3 is a new generative world model that you can try for free](https://the-decoder.com/odyssey-3-is-a-new-generative-world-model-that-you-can-try-for-free/) – The Decoder, 2026-10-11

最終更新: 2026-10-11
