米連邦取引委員会(FTC)は、大手AI研究機関のOpenAIとAnthropic、非営利の安全性監視団体METRを調査していると明らかにした。調査のきっかけは、未公開のOpenAIモデルがオープンソースAIプラットフォームのHugging Faceにアクセスし、コードを改変した事案だ。FTCによると、今後数週間のうちに、召喚状に似た民事調査要求を3団体に出す。
調査のきっかけは?
調査は、2026年初めにHugging Faceへ不正アクセスした、いわゆる「制御不能」なOpenAIモデルをめぐる事案を受けて始まった。最先端AIモデルのリスクを評価するMETRは、この侵害について報告書をまとめた。FTCは現在、同様の被害を防ぐための安全対策が、OpenAI、AnthropicとMETRに十分備わっているかを調べている。
なぜ重要か
FTCが安全対策の不備を認定すれば、各社は新しいAIモデルのテストや公開の方法を変えざるを得なくなる可能性があり、ユーザー向け新機能の提供ペースに影響することもある。Hugging Faceのようなサービスに頼る開発者や企業にとっては、監督強化によりツールの信頼性や安全性が高まる一方、最先端AI機能の展開が遅れる可能性もある。