Googleは、Gemini Notebookで米国とインドの出版社が提供する数百冊の教科書を無料で利用できるようにした。利用者はノートブックの「ソースを追加」から「教科書」を選び、表示された一覧から本を追加する。Googleによると、OpenStax、Open Textbook Library、S Chand Publishingなどの教材が含まれる。
教科書を追加すると、その内容をもとに質問への回答を得たり、学習ガイドや練習クイズ、フラッシュカードを作ったりできる。Googleは、回答には教科書に基づく根拠が示され、本文中の引用と原文へのリンクも付くとしている。ITmedia AI+編集部も、教科書をソースとして選び、一覧を表示できることを確認した。編集部のGoogle Workspace環境では、日本からも利用できた。
購入した電子書籍への対応を拡張
今回の追加は、Googleが「Expert Intelligence」と呼ぶ、信頼できる情報源をGoogleのAI製品で使う取り組みの一環だ。ITmedia AI+によると、Googleは8月に、Google Playで購入した対象電子書籍をGemini Notebookのソースに加える機能を発表していた。今回の教科書カタログは、その機能を学習教材にも広げるものとなる。
利用できるのは、今回のカタログに掲載された教科書だ。Googleは対象分野として、コンピュータサイエンス、ビジネス、人文科学、数学、医学などを挙げている。出版社は米国とインドの事業者だが、ITmedia AI+の確認では日本からも一覧を開けた。どの利用者にも同じカタログが表示されるかは、発表内容からは分からない。
なぜ重要か
学生は、対応する教科書をGemini Notebookに追加すれば、その内容に沿った問題やカードを作り、復習に使えます。日本からも利用できた一方、全利用者に同じ本が表示されるかは明らかになっていません。