Googleは、Geminiのチャットアプリで旧機能「Gems」に代わり、スラッシュ(/)で呼び出せる短い再利用可能な指示「Skills」を導入すると発表した。個人向けGoogleアカウントでは、2026年11月17日に移行が完了する。Workspaceの利用者は2027年3月、学校は2027年6月まで利用できる。
Skillsでできること
Skillは、テキストやファイルへの参照、ルールをまとめたもので、スライド資料の作成やテスト問題への回答など、Geminiに特定のタスクを実行させるために使う。Skillを一度作成すれば、いつでも呼び出せる。複数のSkillsを組み合わせることもでき、同じチャット内で文章のスタイルを指定するSkillとブランドガイドラインを適用するSkillを併用できる。PDF、画像など、最大100 MBのドキュメントに対応する。
移行スケジュール
Googleは、2026年10月13日にGeminiアプリで、2026年10月5日にWorkspaceでSkillsの提供を開始する。2026年11月17日にはGemsが設定パネルに移動し、個人アカウントでは新規作成できなくなる。既存のGemsは自動的にSkillsへ変換されるが、詳細がすべて引き継がれるとは限らないとGoogleは注意を促している。
なぜ重要か
日常的に使うユーザーは、よく使うプロンプトをSkillsとして保存し、スラッシュで呼び出せる。メールやスライド資料の作成など、繰り返し行う作業を効率化できる。一方、Gemsの自動変換ではカスタマイズした内容が一部引き継がれない可能性があるため、重要なGemsは2026年11月17日までに確認しておく必要がある。