Runway Researchは、ロボット向けの初のオープンウェイト世界行動モデル「Praxis‑1」を公開すると発表した。このモデルは大規模な動画の事前学習を基盤とし、初期パートナー3社とテストを進めている。Runwayは、今後数カ月以内にモデルを一般公開する予定だ。
Praxis‑1の仕組み
Praxis‑1は、コストのかかるロボットによるデモンストレーションではなく、数十億秒分の動画を見て行動を学習する。Runwayによると、同社の世界モデルを使ったシミュレーションは現実世界の結果と0.95の相関を示しており、詳細な3D再構築に頼る手法を上回るという。
オープンウェイトが重要な理由
Praxis‑1の公開時には、Runwayはモデルのウェイトを一般に公開する。同社は、オープンモデルによってハードウェアメーカーの裁量が広がり、米国がフィジカルAI分野で競争力を保つ助けになる可能性があるとしている。
なぜ重要か
ロボット開発者にとってPraxis‑1は、大量の個別学習データを用意しなくても、異なる設計のロボットで使える既成のポリシーモデルとなる可能性がある。オープンウェイトで公開されれば、企業は自社のハードウェアに合わせてモデルを調整できる。ただし、具体的な現実世界の作業でどの程度の性能を発揮するかは、まだ実証されていない。