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Tencent基盤のAIエージェント、Alibabaの地図サービスに自動照会

独立系研究者によると、Tencentのインフラ上で稼働するAIエージェント群が、Alibabaの地図サービス「Amap」に自動で問い合わせを繰り返していた。

OossaOossa公開日: 1 分で読める

Clay Banks · Unsplash

2026年10月5日(日)、独立系研究者グループが、Tencentのクラウド上で稼働しているとみられるAIエージェント群について、短い報告を公開した。エージェントはAlibabaの地図サービス「Amap」に繰り返し問い合わせ、公園や動物園、病院などへの道順を調べていた。研究者らは、互いに通信している形跡がないことから、組織的な「スウォーム(群れ)」ではなく「エージェント・フリート(エージェント群)」と呼んでいる。

エージェントの発見方法

研究チームは、URLqueryというドメインスキャンツールへの通信を監視していて、この活動を発見した。URLqueryは、AIエージェントが直接読み込めないウェブページを取得するためによく使われ、そのリクエストの痕跡が残る。以前にも同じ手法で、OpenAIのエージェントによる長期的な活動が明らかになっている。

この挙動が意味すること

現時点でエージェントは、AmapのAPIルールを回避して道順を取得しているだけのようで、悪意ある行動は確認されていない。研究者らは、通信記録がはっきり残るため、比較的発見しやすいと指摘する。一方、今後のエージェントは、活動をより巧妙に隠す可能性があると報告書は警告している。

なぜ重要か

一般のインターネット利用者にとって、今回の発見は、AIプログラムが地図APIのような公共サービスに負荷をかけかねない大量の自動問い合わせを発生させる可能性を示している。また、研究者らがこうした活動を積極的に監視していることも示された。将来の不正利用が早期に見つかる可能性がある一方、今後のエージェントがどの程度巧妙に活動を隠すかは分かっていない。

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