米上院は、AIデータセンターをめぐる1年にわたる調査を終えた。報告書によると、一部の開発事業者はプロジェクトが地域にもたらす利益を誇張している。建設で生まれる雇用数をしばしば強調する一方、データセンターの稼働後に何人の常用雇用が残るのかは明らかにしていない。
雇用数の実態
常用雇用の人数を示した企業はごく一部だった。公表した企業によると、設備容量1メガワットあたり、およそ1人のフルタイム従業員を雇用する。つまり、容量100メガワットのデータセンターは、約10万世帯分の電力に相当し、継続的に雇用する人数は約100人となる。
なぜ重要か
建設が計画されているAIデータセンターの近隣住民にとって、長期雇用の見込みは宣伝されているほど大きくない可能性がある。稼働後に必要となる人員を把握すれば、電力消費や地域交通の増加など、ほかの影響と経済的な利益を比較して判断しやすくなる。