LMArenaはAgent Modeにコネクターを追加し、AIエージェントがGoogle Drive、Gmail、Notion、GitHubなどのサービスを利用できるようにしました。コネクターはArenaで無料で、arena.ai/agentにログインすれば利用できます。ユーザーはサービスを選び、認証手続きを行ったうえで、エージェントに使わせたい各ターンでコネクターを有効にします。
この変更により、アプリ間で情報をコピーする手間を減らすことを目指しています。LMArenaによると、エージェントは連携したサービスから情報を集めて作業を進められます。たとえば、Linearの課題を読み、関連するNotionの文書を探し、GitHubで変更を加えるといった使い方ができます。コネクターの種類や付与した権限に応じて、Gmailのメッセージの下書きや送信、カレンダーへの予定の作成、新しいNotionコンテンツの作成も可能です。
連携できるサービス
提供開始時点で、Vercel、Supabase、Google Drive、Dropbox、Google Workspace、Linear、Gmail、Google Calendar、Notion、GitHubの10サービスに対応します。機能は、ファイルの検索や閲覧から、ウェブプロジェクトの管理、課題の更新、GitHubでのプルリクエスト作成まで多岐にわたります。LMArenaは今後数カ月で対応サービスを増やす予定です。
今回の機能は、LMArenaが8月に公開したGitHubコネクターを拡張するものです。同社の例では、エージェントがGitHubとLinearで完了した作業を集め、Notionで週次報告の下書きを作成できます。別の例では、カレンダーの予定、Driveの文書、関連するGmailのスレッドを集め、顧客との打ち合わせに備えます。いずれもLMArenaが示した例であり、複数段階の作業がすべて確認なしで完了する保証ではありません。
エージェントへの接続許可はユーザーが管理
まずアカウントを連携し、その後、特定のターンでコネクターを有効にする必要があります。LMArenaによると、エージェントがアクセスできるのは、その作業で有効になっている連携済みサービスに限られ、アクセス範囲もユーザーが付与した権限内です。また、コネクターから得た結果にも、Agent Modeのほかの機能と同じデータ損失防止ポリシーと出力モデレーションポリシーが適用されます。
この仕組みを使えば、仕事の情報をチャットに貼り付けずにエージェントへ渡しつつ、アクセス権はユーザーが管理できます。ただし、発表では対象となるアカウントの種類やサービスプランは明らかにされておらず、エージェントが操作を実行した後に内容を確認したり、取り消したりする方法についても説明されていません。
なぜ重要か
仕事用アプリを使う人にとって、コネクターはAgent Modeに複数サービスの情報収集や操作を頼む際、手作業でのコピーを減らす可能性があります。利用するにはアカウントを連携し、ターンごとにアクセスを許可する必要があります。一方、対象プランや、実行後の操作を確認・取り消す方法は発表で説明されていません。