連邦政府への届け出によると、ネバダ州スパークスの私書箱を所在地としているコンサルティング会社Lantern Production Consultants LLCは、2025年以降、Leading the Futureのネットワークに属するスーパーPAC「Think Big」から約2000万ドルを受け取っている。支払いの対象は世論調査、デジタル広告、調査、戦略策定などの業務だ。Lanternは、American Missionを含む同ネットワークのスーパーPACから資金を受け取った、同様のネバダ州LLC4社のうちの1社だ。
支払いの仕組み
4社のLLC、Lantern Production Consultants、Summit Ridge Media Group、Blue Horizon Compliance Consultants、Prusik Partnersは、いずれもリノ、ヘンダーソン、スパニッシュ・スプリングスにある郵便受けセンターかショッピングモールの住所を登記している。2025年12月から2026年9月までに、4社はネットワークから合わせて約4600万ドルを受け取った。Campaign Legal Centerは、これらの会社はスーパーPACの支出先を隠すペーパーカンパニーであり、連邦選挙運動法に違反している可能性があると指摘している。
法的・政治的背景
2025年5月、Campaign Legal Centerは、Think BigとAmerican Missionがこうしたペーパーカンパニーを使って法律に違反したとして、連邦選挙委員会(FEC)に申し立てを行った。FECは現在、委員4人の定足数を満たしていないため、この件が近く審理される可能性は低い。Marc Andreessen、Ben Horowitz、OpenAI社長のGreg Brockmanら投資家の支援を受けるLeading the Futureは、2つのスーパーPACを通じて民主・共和両党の候補者への資金提供を続けている。
なぜ重要か
有権者にとって、数百万ドルの資金の流れが見えにくいと、AI業界がどの候補者を支援しているのか把握しづらくなる。FECが対応できない間は、説明責任が明確でないまま、大手テック企業の資金が選挙に影響を及ぼすおそれがある。