Googleは、Gemini 4 ArgonモデルをGeminiアプリのProおよびUltraプランのユーザーに提供すると発表した。Argonが審査を通過したサイバーセキュリティ防御担当者向けに先行提供されてから、2週間後のアップグレードとなる。モデルの提供に加え、ユーザーがパソコンから離れた後もGeminiが作業を続けられる新しいタスクモードを追加した。
Argonで何が変わる?
Googleによると、Argonはより端的に回答し、必要な場合に限って同じ内容を繰り返す。また、時間のかかる作業では、進捗状況をより頻繁に知らせる。タスクモードはチャット画面のトグルをオンにするだけで使える。オンにすると、GeminiはInstacartで食料品を注文したり、OpenTableでレストランの席を予約したりできる。AdobeやShopifyを含む40以上の連携アプリに対応する。Google独自のベンチマーク結果によると、コーディング性能も「大幅に向上」した。
料金と提供状況
GeminiアプリのProプランは米国で月額$19.99、Ultraプランは月額$99.99からで、Argonの利用上限がより高く設定されている。タスクモードは現在、一部の国に限られ、Pro加入者への提供も順次進められている。開発者はGemini APIでArgonを利用でき、導入価格は11月30日まで入力トークン100万個あたり$2、出力トークン100万個あたり$10。それ以降は料金が2倍になる。
なぜ重要か
Gemini ProやUltraに加入している一般ユーザーは、Argonによる、より速く的確な回答に加え、離席中に食料品の注文などをAIに任せられるようになる。開発者や企業は新モデルを導入価格で試せるが、11月30日以降はトークン料金が上がるため、大量に利用する場合は予算への影響に注意が必要だ。