Instinctは月曜日、AIエージェントがグループチャットに参加できるようになったと発表した。本日から、早期アクセスプログラムの利用者を対象に提供を開始する。旅行の計画やチケットの確保、ファンタジーリーグの運営、相乗りの手配、感謝祭の持ち寄りパーティーの準備などを手伝える。重要なのは、ほかの参加者がInstinctのアカウントを持っていなくてもチャットを利用できることだ。
グループ機能の仕組み
Instinctをチャットに追加すると、まず個人用のInstinctエージェントが許可を求めてから、グループ共有のエージェントと連携する。信頼するグループを選べるほか、その信頼はいつでも取り消せる。グループエージェントは個人アカウントとは分けて管理されるため、明示的に許可しない限り、個人データを見ることはできない。チャットに新しいメンバーが加わった場合、個人用エージェントからの保留中の返信は、承認するまで送信されない。
Instinctの現状
Instinctは直近の資金調達ラウンドを経て企業価値が$10 billionとなり、MetaのMuseなどの競合に対抗する機能として今回のサービスを打ち出している。Museはまだグループチャットに対応していない。一方、Metaの旧アプリであるMeta AIは、WhatsApp、Messenger、Instagram、Facebookのグループに追加できるが、Instinctとは仕組みが異なる。OpenAIも最近、共同作業スペースで使えるChatGPT Dotsを公開しており、市場の動きは速まっている。
なぜ重要か
日常のユーザーにとって、新しいグループエージェントは、提案や段取りをひとつのスレッドで引き受けることで、友人との計画に伴う延々としたやり取りを減らせる可能性がある。また、参加者全員が新しいサービスに登録しなくても機能を試せる。ただし、実際のチャットでエージェントがプライバシーをどれだけ適切に守れるのか、また全利用者への提供がいつになるのかは、まだ明らかでない。