OpenAIは、Pro 100とPro 500のWorkおよびCodexの利用枠を倍増した。また、ユーザーから反発を受け、予定していた削減を撤回したうえで、Pro 200の低いほうの利用枠も2倍にした。Plusの利用者に変更はない。
利用枠の更新は既存の契約者にも自動で適用され、新規契約にはすでに反映されている。The Decoderが公開した詳細には具体的な利用枠の数値が記載されていないため、契約者は追加で何単位使えるのかを正確には把握できない。
利用枠が2倍になるとは?
必ずしも、完了できるタスクが2倍になるという意味ではない。OpenAIによると、消費量はモデルやタスクの種類、使用する設定によって異なる。つまり、利用枠の拡大は上限が増えるということであり、完了できる作業が2倍になる保証ではない。
新しい「Dots」の上限も当面は拡大されたままだが、その利用量はWorkとCodexの利用枠とは別に計算される。OpenAIの発表では、Dotの上限がいつまで維持されるかは明らかにされていない。
ビジネスユーザー獲得競争のなかでの変更
OpenAIは、モデルの改善と効率化を続ける方針を示している。効率が高まれば、顧客は利用可能な容量からより多くの作業を得られるという。同社は最近、6.1モデルのTerraとSolを公開し、従来モデルと同等以上の性能を保ちながら、より効率的になったとしている。
今回の利用枠変更は、AnthropicがIPOを準備し、両社が法人顧客の獲得を競うなかで行われた。The Decoderは、この競争を企業向け市場での優位をめぐる動きと位置づけている。報じられた変更は、OpenAIの特定プランの利用枠に限られており、モデルへのアクセスや料金の変更については、公開された詳細に記載がない。
なぜ重要か
Pro 100、Pro 500、およびPro 200の低いほうの利用枠を使う人は、プランを変更せずにWorkとCodexの利用枠を増やせる。ただし、具体的な利用枠の数値は公表されておらず、消費量も状況によって異なるため、どれだけ多くの作業を完了できるかは、この情報だけでは分からない。