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AMD売上高45%増、データセンター部門はほぼ倍増

四半期決算は市場予想を上回り、第4四半期の売上高を170億ドルと予想。一方、PC・ゲーム向けチップの売上は減少した。

著者: Oossa公開日: 最終更新: 2 分で読める

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AMDが発表した第3四半期の売上高は133億8000万ドルで、前年同期比45%増となり、CNBCがLSEGの推計として報じたアナリスト予想の130億9000万ドルを上回った。調整後の1株当たり利益は2.09ドルで、予想の1.95ドルを上回った。決算発表後の時間外取引で、AMD株は8%上昇した。

データセンター部門の売上高は前年同期からほぼ倍増し、AMDの総売上高に占める割合は前年同期の47%から64%に上昇した。今回提供された決算資料では、同部門の売上高の具体的な金額は示されていない。Lisa Su CEOは、データセンター向けプロセッサの成長は「さらに加速する」と述べ、企業がAIエージェントを導入するなか、需要は立ち上がり始めたばかりだとアナリストに語った。

AI需要が事業の一角を押し上げる

今回の決算は、AMDの成長をけん引する分野が変化していることを示している。同社は長年、AI向けグラフィックスプロセッサでNvidiaと競ってきたが、CNBCによると、AMDのサーバー用CPUの需要も拡大している。これらのチップは、エージェント型アプリケーションが利用する仮想マシンを動かすことができ、そうしたアプリは長時間にわたってタスクを実行する場合がある。

AMDはデータセンター向けGPUや、Nvidiaのシステムと競合するラックスケールシステム「Helios」も販売している。CNBCによると、Meta、Microsoft、Anthropic、OpenAI、Oracleは、データセンターでHeliosの利用を始めている。Metaは、Heliosのラックが稼働中だと述べた。AMDはまた、Metaの株式発行に10億ドルを投資することで合意している。

業績見通しは堅調、PC・ゲームの売上は減少

AMDは第4四半期の売上高を約170億ドルと予想しており、アナリスト予想の平均162億ドルを上回る。粗利益率は55%と予想し、StreetAccountが示した予想の55.3%をわずかに下回った。Suは需要への対応に問題はないとの見方を示した。ただし、同氏は別の機会に、AMDは2027年に供給を大幅に増やす計画だと述べている。

すべての事業が成長しているわけではない。AMDのPC・ゲーム部門の売上高は合計37億ドルで、前年同期比8%減となり、ゲーム部門の売上高は40%減少した。PC市場も逆風にさらされている。Counterpoint Researchによると、メモリーや部品のコスト上昇を背景に、第2四半期の世界出荷台数は4%減少した。PC向けプロセッサ大手のIntelは最近、データセンター事業の成長を報告した一方、業績見通しと需要に応えられるかどうかに懸念を示した。

なぜ重要か

データセンターを構築する企業にとって、今回の決算はAMDのプロセッサやHeliosシステムがNvidia製品と並んで採用されつつあり、調達先の選択肢が広がっていることを示す。AMDは次の四半期の増収を見込むが、それによって価格が下がるのか、計算能力を確保しやすくなるのかは、今回の発表からは分からない。

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