Modalは、年間換算の売上ペースが$1 billionを超えたと発表した。同社によると、過去5カ月で利用量は3倍になり、前年同期比の成長率は15倍を超えた。同時に、評価額$15.75 billionで$750 millionのシリーズD資金調達を完了した。ラウンドはAccelが主導し、Kleiner Perkinsと既存投資家全社が参加した。
プラットフォームの活用事例
Modalのインフラは、さまざまなAI製品に利用されている。TypeSafe AIのJevは、Modal上で稼働を始めてから最初の3日間で1兆トークンを処理した。DoorDashのAIチームは、実験段階の成果を本番環境に移すためにModalを使っている。Runway、Physical Intelligence、Chai Discoveryなどは、動画生成、ロボットの訓練、創薬関連の処理を同サービス上で実行している。またModalは、大規模言語モデルが生成したコードを開発者が実行できる「Sandboxes」も提供している。同社によると、Sandboxes単体の年間売上ペースは$300 millionに達している。
新ツールと今後の計画
同社は、ファイルシステム、コンテナランタイム、スケジューラー、ネットワークを含む中核スタックを刷新し、20を超えるクラウドプロバイダーで稼働できるようにしたという。最近の新機能には、RDMA接続クラスターを使ったマルチノード学習、HTTP配信用のModal servers、LLM推論向けのEndpoint Candidatesがある。仮想マシンベースのSandboxesは、正式提供を開始した。
なぜ重要か
AIアプリケーションを開発する人にとって、Modalの成長は、GPUの管理や複雑なクラウド環境の構築を自ら行わずに、大規模モデルを動かすためのインフラを利用しやすくなることを意味する。今回の資金調達により、同社はツールの拡充に向けた資金を得た。これにより、スタートアップから大企業まで、AI製品の導入コストを抑え、展開を迅速化できる可能性がある。