OpenAIは今月後半、ChatGPTが画像を生成している画面にディスプレイ広告を表示するテストを米国で開始する。広告は画像の下に、横スクロール式のカルーセルか、商品画像を並べた1列の形式で表示される。広告であることが明確に示され、AIが作成した画像とは分けて表示される。
広告の仕組み
広告主は、Hightouch、Tealium、LiveRampなどのサービスを通じて、コンバージョンデータをOpenAIに送信できる。AppsFlyer、Adjust、Branchなどのアトリビューション事業者にも対応する。実際の効果を測るため、Haus、Measured、WorkMagicと地域別の実験を試験中だ。ブランドセーフティー対策として、DoubleVerifyとIntegral Ad Scienceとの試験プログラムでは、ユーザーとの会話内容を見ることなく広告の表示環境を調べる。広告主は除外キーワードを設定し、不適切な会話に広告が表示されないようにすることもできる。
なぜ重要か
米国のユーザーは画像の生成を待つ間に商品広告を見ることになり、待ち時間が広告枠に変わる。広告主にとっては、大規模で利用意欲の高いユーザー層に直接訴求できる新たな掲載場所となる。現時点ではテスト段階のため、ユーザー体験や広告効果への影響はまだ分からない。