Zhaoyang Chu氏が率いるチームは、汎用コーディングAIがロボット本来のROS 2ソフトウェアと直接やり取りできる最小限のインターフェース「OpenRUA」を公開した。このシステムがエージェントに与えるのは、ターミナル、ROS 2のドキュメント、基本的なツールだけだ。エージェントはその場で認識・制御プログラムを作成する。テストでは、Claude Code(Claude Opus 5を実行)がCaP-Benchスイートでタスクの99.0%、LIBERO-PROで87.0%を達成した。タスク固有のトレーニングも、追加のソフトウェア層も使っていない。
OpenRUAの仕組み
OpenRUAでは、センサーデータを通常のファイルとして扱い、動作指令はエージェントが編集できるコードとして扱う。エージェントは、生の入力を読み取り、計測値を計算し、動作指令を生成するプログラムを作成する。また、エピソードの約半数では、センサーからのフィードバックに応じて動作を調整する閉ループ制御器も構築した。
なぜ重要か
ロボット開発者にとって、OpenRUAは汎用コーディングAIが専用のソフトウェアブリッジに置き換わり、開発時間やコストを削減できる可能性を示している。既存のロボット群も、低レベルドライバーを書き換えずにAIでプログラムできる可能性がある。ただし、ベンチマーク以外の実環境で信頼性を発揮できるかは、今後の検証が必要だ。