MiniMaxはOct 19, 2026にモデル「M3.1 Flash」を発表した。同社によると、新モデルはArtificial Analysis Intelligence Indexで42ポイントを獲得し、従来のM3を13ポイント上回った。一方、1タスクあたりのコストは半分以下だという。APIはplatform.minimax.ioですでに利用でき、ウェイトはOct 23, 2026に公開する予定だ。
モデルの性能
各種テストでは、M3.1 Flashはベンチマーク「Humanity’s Last Exam」で48 %を記録し、Deepseek V4.1 Flashの43 %を上回り、GLM‑5.3‑Flashを超えた。物理分野に重点を置くCritPtベンチマークでは22 %で、GLM‑5.3‑Flash(15 %)とGemini 3.8 Flash(18 %)を上回ったが、Deepseekの24 %にはわずかに届かなかった。AA‑Omniscienceテストでは、事実の正確さを測る質問に56 %正解し、GLM‑5.3‑Flash(28 %)とDeepseek(43 %を大きく上回った。このモデルは最大one million tokensのコンテキストを扱え、テキストと画像の両方を入力できる。
価格と提供状況
MiniMaxの料金は、入力が100万トークンあたり$0.15、出力が100万トークンあたり$0.60で、キャッシュされた入力は$0.015。M3.1 Flashは出力トークン数が少なくて済むため、1タスクあたりのコストは約$0.22で、旧モデルのM3よりおよそ3倍高速だという。同社は「MiniMax Code」というデスクトップアプリも提供している。
なぜ重要か
中国をはじめ各地の開発者や企業は、タスクあたりのコストが下がることで、予算を圧迫せずに、より複雑な推論処理を実行できる。オープンウェイト版が公開されれば、研究者は商用ライセンスを待たずに高性能モデルを試せる可能性もある。