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OpenAIとSynopsys、半導体設計向けAIモデルを開発へ

両社はSynopsysの設計ツールを操作するGPT-Synopsysを開発する。顧客との初期導入に向けた取り組みは始まっているが、一般提供の時期は未定。

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Umberto · Unsplash

OpenAIと半導体設計ソフトウェア企業のSynopsysは、Synopsysの電子設計自動化(EDA)ツールを操作する専用AIモデル「GPT-Synopsys」の開発に向け、複数年契約を結んだ。両社によると、このモデルはエンジニアが半導体設計のワークフローを進め、ツールの結果を確認し、設計を繰り返し調整するのを支援する。

開発中のシステムは、消費電力・性能・面積の最適化や、タイミング検証、検証作業などを担う想定だ。エンジニアが目標を設定して結果を確認する一方、AIエージェントがツールを実行し、出力を解釈して変更案を提示する。今回の発表は開発中の製品についてのもので、発売日は示されていない。

サービスの仕組み

GPT-SynopsysはOpenAIがホストするインフラ上で稼働し、顧客のエージェントシステムと連携する見込みだ。SynopsysはSynopsys.aiおよびエージェントプラットフォームのAutopilotとの統合も計画している。両社によると、このサービスでは計算リソース、モデル、ソフトウェアライセンスを一体で提供する。

両社は、顧客固有の設計データをモデルの学習に使わないとしている。また、データの保存時と転送時に暗号化し、保持期間、監査、アクセス許可について設定可能な管理機能を設けるという。これらは発表された計画であり、発表資料には第三者によるセキュリティ評価の詳細や、顧客利用の結果は示されていない。

現時点で分かっていること

SynopsysとOpenAIによると、主要な半導体企業との初期の技術検証がすでに進んでいる。両社は共同で研究開発や営業活動を行い、収益を分配する計画だ。発表では顧客名や価格は明らかにされておらず、他社がいつ利用できるようになるかも示されていない。

なぜ重要か

半導体設計エンジニアにとって、このツールはソフトウェアの反復実行や設計の調整を担い、エンジニアは目標設定と結果の確認に注力できる可能性がある。ただし、両社は利用開始時期や価格、顧客プロジェクトでの性能を示す根拠をまだ明らかにしておらず、実用性は未知数だ。

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