PagerDutyは、サイト信頼性エンジニアリング(SRE)向けAIエージェント「Paige」を発表し、PagerDuty Operations Cloudの名称を「PD Reliability Platform」に変更した。Paigeは仮想の応答担当者としてオンコール体制に加わり、インシデントを調査して、根拠と信頼度を添えた修正案を提示できる。権限はチームが設定する。承認済みの低リスク案件なら単独で処理できる一方、それ以外の操作には人間の承認が必要となる。
PagerDutyは、デザインパートナーが新機能を試せる「PD Labs」も開設した。現在、3つの実験的機能をプレビュー提供している。サービスの状態をリアルタイムで示す「Topology」、複数の仮説を検討するPaigeの「Deep Investigation」、人とエージェントが共同で作業する「SRE Workbench」だ。PagerDutyによると、Paigeはシミュレーション上のITインシデントの診断で主要なAIコーディングエージェントを上回った。ただし、発表ではベンチマークの名称やスコアは明らかにしていない。
なぜ重要か
運用チームは、Paigeに無制限の権限を与えることなく、インシデント対応の一部を任せられる。一方、Paigeやプラットフォームの利用料金は発表で明らかにされていない。